2013年03月08日

「ミツバチの日」に読む 『 みつばちマーヤの冒険 』


こんにちは、今日も来て下さってありがとう。


3月8日は 「ミツバチの日」ですよ〜。

だから『みつばちマーヤの冒険』って、ちょっとベタですけどw



はい 、 今日の読書は 『みつばちマーヤの冒険』です。


この物語は、過去に2度に渡ってアニメ化され テレビ放映 されまし

たのであなたも御覧になったかもしれませんね。


みつばち・・・と言えばもう条件反射で「マーヤ!」となるほど

有名な作品ではありますが、作者のことは余り知られていないみたい。


私も作者の名前は覚えていませんでした。

というか、覚えた記憶さえないのですがww


でも、作者の 名前よりも 作品名の方が 有名になって 後世に残る のは

作家としてはとても 名誉なことではないかしら?



マーヤの物語はこれからも永遠に 読み継がれていくと思うの。



作者はドイツの児童文学作家・ワルデマル・ボンゼルス(1881〜1952)

17歳の時に家を出て、ヨーロッパやインド・エジプト各地を放浪したとか。


家(故郷)を離れて旅に出て、再び家に戻る・・・

あら、マーヤと同じなのね。



ところで、主人公が旅に出て 様々な 試練を経て 身も心も成長し

最後には 故郷に戻りハッピーエンド、というのは

ファンタジーの王道。


古くは、オデッセイの物語もこのパターンになりますよね。

マーヤの物語は、この王道を行く昆虫版なんです。



ボンゼルスの作品としては、児童向けのものだけではなく

大人向の小説もありますが

日本で知られ親しまれているのは、この『みつばちマーヤ〜』!


実は、私も読んだのは小学生の時代なので、もう一度読んでみたいと

思い図書館を訪ねて、素晴らしい絵本に出逢いました。



『 みつばちマーヤの冒険 』 原作:ワルデマル・ボンゼルス

絵:熊田 千佳慕 (本名:熊田五郎 1911〜2009 )  小学館



熊田千佳慕氏は、フランスのファーブル愛好家から

“ プチ・ファーブル ”と呼ばれている 細密画家であり、馬の毛が3本の

絵筆を使い、5年の歳月をかけてこの絵本を完成させたとか・・


熊田氏は、花や昆虫といった自然界の生物を対象とした作品が多く、

他には代表作でありライフワークとも言うべき

『ファーブル昆虫記』や、『ファーブル昆虫記の虫たち』があります。



この『みつばちマーヤ〜』も、擬人化したアニメの絵柄とは全く違

っていて何とリアルに描かれていることか!



マーヤの産毛のようなふわふわした毛も艶やかな胴体も、

オニヤンマのシュヌックのガラスのように繊細で美しい羽も、

ミツバチの王国を襲うスズメバチの猛々しい姿も

・・・ため息 の出るほどの リアルさ。


この絵本は、高さが28センチのA4版ですから、小さな子供さんの

手には少々大きいかもしれません。

リアル過ぎてちょっと怖いと思う子どももいるかもしれませんね。



けれども、昆虫好きな子どもならば歓声をあげて喜ぶのではないかと

思うのよ。だって、図鑑のようにただ昆虫達が同じポーズで並ん

でいるのではなく、生き生きと暮らして活動しているさまが描かれ

ているのですもの。


いや、むしろ、かっては子どもだったオトナが 読むほうがいいかも?


この絵本の 最終2ページには「いとしき マーヤとともに」と題して

熊田氏の解説が載っています。


植物や昆虫に寄せる氏の並々ならぬ想いを そこから一部抜粋して

今日は終わりにしましょうね。



「 私は 素晴らしい 画家になることより、花や虫の 言葉 がわかる


画家 になりたかったのです。 」




それでは、さようなら。

また、明日ね。

posted by cat-of-many-tales at 00:00| Comment(0) | 海外の小説・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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