2013年04月06日

「日本初のコーヒー専門店が 開店した日」に読む『 おいしいコーヒーの入れ方 』 by 村山由佳


こんにちは、また来て下さってありがとう。


4月6日は「日本初のコーヒー専門店が開店した日」です。

ちなみに お店の名前は“ 可 否 茶 館 ” 明治21年で場所は東京・上野

( 開店日には実は 諸説あり、広告が掲載された13日という説もあり )

作品中にコーヒーが 登場する小説は多いのですが・・・


まず 最初に思い浮かんだのがこの作品です。


はい、今日の 読書は 『 おいしいコーヒーの入れ方 』 著者: 村山 由佳

集英社   集英社文庫



この作品のファンの方にとっては 『 お い コ ー 』 で 通じる作品ですよね。

著者の 村山由佳氏 については・・・特に最近は 問 題 作 っ ぽ い もの を

たて続けに 発表して注目されている方ですし あなたもよく御存知だと思います。



私が 初めて村山氏の作品に接したのは この『 おいコー 』から。

姪がファンだったからなの。 もう かれこれ 20年位前かなあ。



実家に帰った時に 彼女から「コレ、好き! 面白いよ 」と勧められて

表紙を見たら 少女漫画風のイラストだし、和風ハーレクィーンかと思ったけれど ww

いまで言うライトノベル・・・かしら?  少し違うような気もしますが・・・・・

ヤングアダルトという定義は 既にあったかもしれません。



で、帰りの電車の中で、シリーズ・一番最初の『 キスまでの距離 』を

読んでみたのですが・・・  いや、これが 結構面白かった。 


いい年のおばさんが読むには、ちょっと恥ずかしいような気もしたけれど w

主人公の勝利くん・ショーリは まだ高校生だから 感情移入するのには

少々つらいところもあるし、ちょっと出来過ぎの“ いい子 ”だしね。



ヒロインの“ かれん ”のキャラクタもイマイチかなー とも感じたけれども、

何よりも 文章が上手かったし 心の動きが丁寧に-----丁度水彩絵の具を

重ねるように-----描かれていたから 好感の持てる作品だと思ったくらいです。


悪いヤツが一人も登場しない、みんな良い人ばかりなので 嘘くさいかもしれないけれど。

おまけに、登場するオトナも、いやらしいほど 理解のある人ばかりだしね w



その後は、図書館で目に付けば たまに借りたりもしましたが・・・


ちなみに、姪は結婚して2児の母になった今でも この『 おいコー 』の

ファンで 年に1冊?の新刊を待ちわびているそうです。



シリーズ化されて 相当数が出ていることも知りましたが、まさか21世紀まで

続くとは予想もしませんでしたが ww



だって、なかなか進展しないのですもの。 この二人の仲は・・・・・

三歩進んで二歩下がる・・・ような発展具合でしょ?

お互いの愛情が確信できて 結ばれたのは良いけれど・・・前途多難だしね。



けれども、このシリーズの愛読者は、きっと「そこがステキ!」と

感じて 読み続けているのではないかしら?



ひと頃の ケータイ 小 説 のように 出会って即ベッドインして 妊娠して

中絶して 自殺して・・・という展開を求めてはいないと思うよ。


ゆるやかな 時間経過のうちに、この不器用な恋人たちの関係を見守って

いきたい・・・という気分で読んでいるのかも?



今はシーズン2のNO.8 “Time and Tide”まで進んでいるけど

(単行本はNO.7 まで)ショーリの持つ弱さが顕わになってしまったみたい・・・



さあ、村山氏は このシリーズを ど の よ う な 形 で 完 結 さ せ る の か

興味は大いにあります。



さて、『 おいコー 』以来、特に村山氏の作品を 積極的に読む

きっかけも 特になかったのですが



集英社の女性誌「 LEE 」に連載されたエッセイは 非常に好もしく 

お気に入りになりましたね。


そう、鴨 川 の 田 舎 暮 ら し エ ッ セ イ です。



単行本では『 晴れ ときどき猫背 』 『 楽園 のしっぽ 』になるのかな?

猫の写真に 魅せられて読み始めたのですが “こばん”や“真珠”そして

真珠の産んだ子猫たち・・・馬と犬とうさぎ それに鶏・・・



イメージとしては 魅力的な田舎暮らしですが、自給自足の現実もかなり

厳しいようで 土地の問題など綺麗事では済まされない部分もあります。



けれども、そういう困難なことも含めて しみじみと「うらやましい!」と思ったものです。

これまで、裕福な方々・セレブw な方々の生活を羨ましいと思ったことは殆どありません。

例えば、タワーマンション最上階に住んで、外車に乗ってブランド物に囲まれて

・・・という贅沢な生活には憧れないけれど、


村山氏のこの暮らしぶりは 心から羨ましいと思えましたから



ファンと言える程には 村山氏の作品を読んではいないのですが、それでも

こうした一連の作品から、村 山 由 佳 = ピ ュ ア で ナ チ ュ ラ ル ・・・

というイメージが しっかりと頭の中に刷り込まれてしまったのですが・・・・・




思いっきり 覆されたのが 『 ダブル・ファンタジー 』 ですわ ww

えっ、村山由佳さん、どうしちゃったんですか? と思ったくらい。



例えて言えば、清純派のアイドルが 演技派に転向して ヌードになって

ベッドシーンに 挑戦したような・・そんな印象を受けたのですが ww



御自身の 実生活でも大きな変化があったようで、その辺が反映されているのかも?



ただ、昔からのファンにとっては 納得がいかない部分もあるかもしれませんが。


ちなみに、姪も『 ダブル・ファンタジー 』は納得がいかないようでして www

「あれは村山由佳の 黒 歴 史 だから考えないようにする!」と強く主張。



他の作家が あの手の性描写の多い小説を書いても何とも思わないが

村山氏だと イヤで許せないそうですわ ww



村山氏の『 ダブル・ファンタジー 』以降の作品については また改めて

お話する機会があると思うので、今日はこの辺で終わりましょうね。

それでは、また・・・。

posted by cat-of-many-tales at 00:00| Comment(0) | 日本の小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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